ヨーロッパのひとり自炊ってこんな感じ

ヨーロッパ旅も2ヶ月が経過した。宿はなるべくキッチンのついたところを選ぶようにしている。ヨーロッパの物価は高いけどスーパーは日本より安い。節約のつもりのキッチン付きチョイス作戦だったのだが、結果としては節約よりも「野菜を摂取できる」や「自分好みの味付けにできる」というメリットのほうが大きかった。

複数での旅なら全然違うだろうが、1人旅の自炊には色々と制約がある。

・材料を使い切らねばならない

・調味料は塩・コショウだけ

・複雑な料理はできない

・可能な限り安く抑えたい

現地で入手できる材料で、上記を満たすものとなると必然的に限られてくる。さらに栄養面やカロリーにも注意したい。そこに自分の好みを加えると…

 

朝:ギリシャヨーグルト

昼:バゲット

夜:マッシュルーム、冷凍インゲン、カリフラワー、葉っぱ、ツナ缶、タンパク質(鶏肉か豆か魚介類)をトマトパスタソースで煮込んだもの

 

基本的には毎日これを食べる感じになっている。

マッシュルームは私の大好物にもかかわらず日本だと非常に高い。マッシュルームはちょっと添えるものではなく、モリモリムシャムシャ食べるものだ。悔いのないようたくさん食べることにしている。ヨーロッパではどの国もだいたい大粒が20〜30入って1ユーロ前後。

バターと塩コショウで焼くだけでメチャおいしい。

これが夕飯の基本形。このときは冷凍のタコを買って失敗した。こちらで冷凍魚介類を買うとなぜか全部塩辛い。

なぜパスタソースなのかというと、ただのトマト缶だとコンソメや香草などで加工しないと酸っぱくて食えたものじゃないから。その点パスタソースは割高だがそのままでおいしくいただけるのだ。わたしは少しケチってパスタソースとトマト缶を3:2の割合で混ぜる。たまにパスタを入れるときもあるが基本的には野菜とタンパク質だけ。冷めてもおいしい。パスタソースは2〜3ユーロ。トマト缶はタダみたいな値段。やはりイタリアは特に安かった。

ズッキーニもあれば買う。マッシュルームとズッキーニの存在は、ヨーロッパへの移住を考えるほどデカイものだ。

水っぽいのが嫌いなので水を切りつつ調理。

ヨーロッパは基本的に魚介類があまり安くない。たまに安いと買って塩焼きにする。

カリフラワーは焼くだけのほうがおいしい。

アジアンスーパーでもやし(こっちでは滅多に見ない)を見つけたときは嬉しくてつい購入。

奮発して醤油と出前一丁(高い)も購入し、懐かしい実家のラーメン再現を試みた!

が、失敗だ!

 

敗因は「カット野菜セット」の野菜がメチャマズだったこと(野菜炒めは想定していないのかも?)、もやしが異臭を発していたこと、肉がラーメン向きでなかったこと、どんぶりがないので鍋で代用したら貧乏くさくなったことなど様々。醤油は機内に持ち込めないから結局捨てることになったし、やはり現地の調理法を活かしたほうが色々とよさそうな気がする。

リスボンではどうしてもナポリタンが食べたくなりケチャップを購入した。するとケチャップを使い切るため1週間毎日ナポリタンを食べることに。1人自炊は難しいね〜。

レンジしかない場合もタッバーひとつでできるのがトマト煮込みの強さだよ!

ヨーロッパでギリシャヨーグルトにハマってバケツサイズを毎朝と夜食に食べています。帰ったら自作したい!